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広告がショッピングのお手伝い!?~進化するインターネット広告~

f:id:workplus:20190308172547p:plainインターネット広告の歴史と最新の動向について書きました!

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こんにちは。内定者インターンの渡邊です。

今回は、広告業界に興味がある方にむけて、「インターネット広告」の歴史や最新の動向についてご紹介していこうと思います。

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みなさんは欲しいものがあったとき、まずは何をするでしょうか?

今の時代では、すぐにスマホやタブレットで検索するのが当たり前ですよね。
そんなときに毎回のように表示される「インターネット広告」。みなさんはどんな気持ちで見ていますか?「邪魔だなあ」と思って消してしまうことがほとんどだと思います。

しかし、Instagram のタイムラインで欲しい服の画像が流れてきたとしたら、それが広告でも思わずリンクを押してしまうこともあると思います。
自分の趣味嗜好に合うものが表示されれば、広告は邪魔な存在ではなく、自分が欲しい商品に出会わせてくれる販売員さんのような存在になります。
Instagram や Facebook などでみなさんが思わずリンクに飛んでしまうほど、現代の広告はそれぞれのユーザーに適した情報を提供できるように進化しているのです。

そんな広告の進化の1つが、私たちフィードフォースが強みとしている「データフィード広告」です。

今回は、従来「邪魔」に思われてきた広告がどのようにして「ユーザーに合った広告」に進化してきたのか、「データフィード広告」の魅力とともにご紹介します!

1.インターネット広告の歴史

今ではどこでも見かけるインターネット広告。それらがどんなしくみで、私たちに情報提供をしてきたか振り返ってみましょう。

「枠を買う」から始まるインターネット広告

インターネット広告のはじまりは1996年。
Yahoo! JAPAN が開設したポータルサイトにおいて、画像と共に関連サイトのリンクを貼ったものを掲載しました。この広告は「純広告」と呼ばれます。純広告では、広告を掲載する期間や場所、つまり「広告枠」を買って広告を掲載します。

イメージはこのような感じです。

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広告をちゃんとみてもらうには?

その後、2002年に「リスティング広告(検索連動型広告)」が登場します。こちらは、ユーザーが検索したキーワードをもとにテキスト広告が検索結果として掲載される広告です。

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リスティング広告はユーザーのクリックによって課金が発生します。このしくみによって、費用対効果は大きく上がりました。ユーザーの検索ワードに基づいて広告を配信することで、自分の商品に興味を持ちそうなユーザーにアピールできるようになったのです。

その後、PC や携帯でインターネットが普及し、PV(Page View)の多いサイト(Yahoo! や mixi など)が増えました。
それにともない純広告も増えます。純広告では、広告の表示回数は保証されます。一方で、広告を見たユーザーが必ずしもクリックあるいは購買行動に移るわけではないため、広告の費用対効果は必ずしもよいとは限りません。
検索に基づいて、興味を持っていそうなユーザーに広告を届けることができるリスティング広告は「インターネット広告の革命」とも呼ばれました。ここからさらに、購買の可能性をもつユーザーに適切に広告を配信しようとクリック率・購買率を高めるような広告配信手法のニーズが高まってきます。

欲しい人に欲しいものを

2005年には「ターゲティング広告」というものが登場しました。ユーザーの登録情報やサイトの閲覧履歴をもとに、対象のユーザーを絞って広告を配信する方法です。
代表的なものは「リターゲティング広告」があります。こちらは、一度 Web サイトに訪問したユーザーに対して、もう一度サイトに訪問してもらうように広告を配信する方法です。
サイトに訪問したということは、何かしら興味をもっているという証拠です。そのようなユーザーにアプローチして、購買行動を促します。

こうしてユーザーのインターネット上の行動(オーディエンスデータ)をもとに、「情報提供する相手」を絞っていく「オーディエンスターゲティング」が活用されるようになりました。だんだんと、ユーザーが欲しいと思う情報を提供できるように追求されていくのです。

アドテクがもたらした効果

様々な広告が登場し、ユーザーを絞って情報提供ができるようになりました。
そうすると、「既存のターゲティングだけでなく、より効果的に広告配信をしたい」という広告主のニーズが強まります。効果的というのは、自社商品の広告を、きちんと自社商品に興味があるユーザーに向けて配信し、購買行動に誘導して顧客を得ることです。

そのために登場したのが、「DSP(Demand-Side-Platform)」というプラットフォームです。DSPは「広告の頭脳」と呼ばれ、オーディエンスターゲティングや広告配信・入札単価などの最適化を行う広告運用者のための機能です。
それに加えて「RTB(Real Time Bitting)」といった、1 インプレッション(広告表示)に対して入札を行い、最も高い入札者の広告がそのターゲットユーザーへと表示されるしくみも登場しました。

こうして広告配信に関するシステムが整ったことにより、さらに柔軟な「人」にあわせた広告配信ができるようになりました。

「最適な」広告が配信できるように

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こうして広告は「人」単位で配信されるようになりましたが、ユーザーの潜在的・顕在的ニーズを引き出すのはまだまだ難しい状態でした。配信する相手を選ぶことができても、どんな情報をどんな時に配信するのがベストか、特定できなかったからです。

しかしその問題を解決するしくみが、2011年に登場します。それが、冒頭にも説明した「データフィード広告」です。海外では2000年代にはこのしくみが整っていましたが、Criteo 社が「データフィード事業」で日本に参入したのちに大きく注目されはじめました。

データフィード広告は、商品データを、広告配信先のフォーマット(ECサイトやプラットフォーム)にあわせて変換し、ユーザーが閲覧した商品を広告として配信する広告です。これまで生かされてこなかった、広告主企業の商品データを活用することで、商品単位でユーザーひとりひとりの興味関心やアクションにあわせた広告配信ができるようになりました。

2011年 Criteo 社が導入した「動的リターゲティング広告」がデータフィード広告の一種です。先ほど紹介した「リターゲティング広告」に似ていますが、こちらはユーザの行動履歴に基づいてユーザーと関連性の高い商品の広告を表示させ、購買行動につなげるしくみをもつ広告です。膨大な購入者データと商品データを分析し、購入につながる商品を的確に表示できるので効果が高く、大きく注目されました。
その後も Facebook・Twitter・Google などの大手プラットフォーマーが「データフィード事業」に参入し、データフィード広告が普及し始めたのです。

こうしてインターネット広告は、ターゲティングの進化や緻密なデータの活用を経て、「最適な人に最適なタイミングで最適な情報を届けられる」までに進化してきました。あれだけ「邪魔」に思われていた広告がユーザーにとって「必要な」広告へと変化したのです。

2.「最適な」広告はこうして創られる

「最適な人に最適なタイミングで最適な情報を届けられる広告」の1つであるデータフィード広告。どのようにしてひとりひとりに合わせた情報配信が行われているのでしょうか?

データフィード広告の例をつかって紹介していきます。

欲しいものがすぐ見つかる!「Google ショッピング広告」

欲しいものが見つかったとき、ほとんどの人がインターネットで検索をかけるでしょう。そんなときに登場するのがデータフィード広告の代表「Google ショッピング広告」です。コートが欲しくてGoogleの検索エンジンで検索をすると…

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このように検索結果のページに、コートの写真・商品名・値段が表示されます。ここをクリックすると、直接商品を販売しているページに飛ぶことができます。これが「Google ショッピング広告」です。検索しただけで一目で商品のイメージや値段・サイトまで確認できます。

またこの広告は、検索キーワードと商品情報が細かに結びついて配信されます。ブランド名・色・在庫・値段など細かい検索キーワードにヒットするように調節されるのです。こうすることで、よりユーザーが求めているものと商品とを結び付けやすくできるのです。

この表示はユーザーの行動に基づくので、もちろん人によって違う商品が表示されます。ぜひお友達と一緒に検索してみてください。

Facebook が情報源に

続いて紹介するのが、「Facebook ダイナミック広告」です。こちらもデータフィード広告の一種で、SNS の利用者へアプローチするのに最適な広告です。
Facebook 登録データや Web の行動履歴をもとに、購買してくれそうな商品ページをタイムライン上に載せるしくみです。

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なにかしら商品を探している過程で Web ページから離脱してしまったユーザーに対して、閲覧していたものに関連する商品を Facebook のタイムライン上で再び表示させます。そうすると興味を持っている情報が SNS で表示され、自然と目にはいってしまうのです。

私の場合、部屋探しをしている時期は、Facebook のタイムラインが物件の広告でいっぱいでした!みなさんの SNS での行動はしっかりデータとして読まれ、広告配信に結び付けられているのです。Instagram の広告配信も同じ手法で行われています。

3.圧倒的効率!データフィード広告

「最適な情報提供ができる広告」として注目されている「データフィード広告」。そこにはどんな魅力があるのか紹介していきます。

ユーザーのニーズに合った情報提供

データフィード広告はユーザーの緻密なデータと商品データをすばやく結びつけ、簡単にユーザーへ最適な広告を表示します。

先ほどの「Google ショッピング広告」の例をあげると、リスティング広告では「コート・冬物」など抽象度の高いワードでヒットするものです。ユーザーはその広告から販売サイトに移動して、数多くの商品の中から自分にあったコートを選ばなければいけません。ユーザーはなかなか目的の商品にたどり着けずに、検索をやめてしまうことも。

対してデータフィード広告(Google ショッピング広告)では、商品の色や値段、柄の情報までユーザーの検索履歴と結びつけ、ダイレクトに商品のリンクを表示できます。すべてユーザーの嗜好や特性にあわせて商品が選ばれ表示されるので、短時間で広告から購入に至るプロセスをしっかりと構築できるのです。ユーザーは欲しい商品をみつけることができ、広告主は商品を買ってくれるユーザーに出会えます。
すでに広告は、自分好みのおすすめ商品を紹介してくれる販売員さんのような存在に変化してきました。もはや、適当なお世辞をいう販売員さんより信頼できるのかもしれませんね!(笑)

こうして、今現在 Google や FacebooK・Yahoo! など様々な企業がデータフィード広告を提供しています。私達フィードフォースもその1つです。
では、『「働く」を豊かにする』という理念を掲げているフィードフォースが、なぜ「データフィード」を事業として行っているのでしょうか。最後に私たちの理念と、事業のつながりについて紹介します。

4.「働く」を「豊か」にするデータフィード広告

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work plus で何度も登場している私たちのミッション『「働く」を豊かにする』。
一見すると、事業である「マーケティング・アドテクノロジー分野」「データフィード」とどんなつながりがあるだろうと思う人もいると思います。

私もその一人でしたが、会社を理解していくうえで、事業と理念のつながりに共感しフィードフォースで働くことを決めました。

キーワードは「効率化」「自動化」

「広告」は企業活動の中において、「自社のサービスや商品の情報を広く伝えること」です。
BtoB 企業・BtoC 企業・業界に関わらず「自社のサービスや商品をより多くの人に届けたい!」という想いはどの企業も同じ。しかし、思うように情報提供ができず、広告掲載の管理や商品情報の整備に時間がかかって苦労している企業もたくさんあります。

フィードフォースは、そんな企業が、より効果的にユーザーへ情報を届けられるようなサービスを提供し、マーケティング支援を行っているのです。
私たちは、現在の事業である「データフィード広告事業」において、商品の膨大なデータを瞬時に処理し、時間をかけずに自動でユーザーにあわせた広告配信を提供するお手伝いをしています。膨大なデータの管理が「自動化」することによって、広告主は新しい広告手段にチャレンジしやすくなります。
また、このような自動化や効率化できるサービスの利用によって、今まで出稿先ごとの細かい広告の調整に取られていた時間を、自分たちの本業(本来のマーケティング活動や新しいプロモーションの考案など)へ費やせます。

フィードフォースは、効率化・自動化できる分野に意欲的に取り組み、ビジネスが創造性の溢れるものになるようにしていこうと考えています。今まで時間のかかっていた作業が「自動化」「効率化」によって、短縮されると、その分新しい作業に時間を割くことができるので、生産性ははるかに変わります。

まさに、周りの人々の「働く」を「豊か」にすることをSaaSによってお手伝いしているのです。フィードフォースの社員は、そんな思いで日々活動しています。
現在はマーケティング・アドテクノロジー中心の事業ですが、フィードフォースは、「B2B × SaaS」をテーマに、『「働く」を豊かにする』サービスを、現在の領域にとどまらずに追求していきます。

workplus.feedforce.jp

共感できた方、フィードフォースに興味が湧いた方は、ぜひ採用セミナー・選考でお話しましょう!お待ちしています。

もっとインターネット広告について知りたいと思った方は、私の同期がデジタルマーケティングを学ぶために見るべきメディアについて記事を書いていますので、こちらもご覧ください!

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