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人事インターンがスクラム研修に参加してみた 〜非エンジニアも使える早く細かく改善する仕組み〜

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スクラム開発の社内研修に、人事インターンがポテンシャル採用エンジニアに混ざって参加してみたレポートです!

そもそもスクラム開発って?

スクラム開発とは、ソフトウェア開発におけるフレームワークの1つです。
最終完成品の仕様と完成までの計画を最初から決めて行う開発手法*1と異なり、スクラム開発では短い期間ごとに計画を行い、少しずつ作っていくことが特徴です。その短い期間のことを”スプリント”と呼び、1スプリントごとに計画→開発→検証・ふりかえりが行われます。

変化の少ない環境では、最初から完成までの計画を立てた方が早く進むことが多いですが、変化が激しく不確実な状況では、柔軟に計画が変更できるスクラム開発が優れていると言われています。ちなみに、フィードフォースもスクラム開発を取り入れています。

最初に完璧な計画を立てるのではなく、失敗を前提として経験から学ぶことを大切にするので、持続的に学び早く改善していくことのできる仕組みが満載です。

今回は人事インターンの私がスクラム研修で体感した、非エンジニアでも活かせる”繰り返し改善する仕組み”を掘り下げてみたいと思います!

※今回受講したスクラム研修は、@pokotyamuさんがワイクルさんのレゴ®ではじめるスクラム体験/レゴスクラムで勉強したことを参考に実施しています。

講師紹介

pokotyamu
2016年フィードフォース新卒入社。dfplus.ioチームに所属するバックエンドエンジニア。
フィードフォースが提供する、Rails エンジニアとして就職したい若年層の学習を支援するプログラム「e-Navigator」ではレビュアーを務める。2018年にFFアワード社長賞を受賞した。

ふりかえりと改善を繰り返す

突然ですが、質問です。
皆さんは「よく飛ぶ紙飛行機の作り方」とはどのようなものが思い浮かびますか?

この質問は、スクラム研修の冒頭の方にあったもの。
研修では「細身にする」「羽を大きくしてみる」「Google検索する(!?)」など色々なものが上がりました。

回答は…

  1. 紙飛行機の折り方を考える
  2. 紙飛行機を作る
  3. 実際に飛ばす
    [よく飛んだ] →手順4へ
    [飛ばなかった] →手順1へ
  4. 完成

飛ばなかったときに1つの行動をして完了!ではなく、手順3-Bのように繰り返しふりかえりと改善を行い完成を目指すことが大事なんだそう。

1つの行動で完結する考えにとらわれていたので、”実施・ふりかえり・改善を何度もループさせる”という思考法にはハッとしました。

短い期間で繰り返し行うスプリントで大切なことは、作った飛行機(=プロダクト)が良いものか?だけでなく、もっと良い作り方はないか?というプロセスもふりかえりの対象にすることです。

素早くふりかえりを繰り返しながら良いものにしていくというスクラムの考え方は、紙飛行機づくりやソフトウェア開発に限らず、使える場面は多くありそう。

これを「レゴで公園を作る」実習パート、3スプリントで体感しました。

最初のスプリントでは、お客さん(=相手チーム)の要望通り作れていない、自分でやることを把握できず待ち時間ができるなどてんやわんやだったんです。

しかし、ふりかえりKPT*2で上記のことが議論され、「必ず自分が行うタスクには自分の名前を書く」「お客さんに疑問が生じたら都度確認する」ことを徹底したところ、大幅に待ち時間や手戻りが削減され、スピードも格段に速くなりました。

ふりかえりを繰り返してより良くなっていく、スクラムの特徴を体感できました。

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ふりかえりでは、具体的な行動に落とし込もう!

スクラム研修の後、エンジニアの皆さんが行ったスクラム研修のふりかえりミーティングにもお邪魔し、一緒にKPTを実施しました。

その場で「文章を書くときにも早い段階で繰り返しフィードバックをいただくことを意識します!」といった際、pokotyamuさんからアドバイスいただいたのが「Tの付箋に”〜を意識する”というのが多いけど、人間は意識するだけでは続かないから、具体的な行動に落とし込むといいよ」ということ。
例えば、”3分悩んだら相談する”、”フィードバックをしてもらう期限とその理由を明記する”というように、具体的な行動にするに落とし込むことが大事ですね。

非エンジニアのわたしがスクラム研修に参加してみて、「ふりかえりと改善を繰り返すこと」「具体的な行動に落とし込んだアクションを立てること」の大切さを学びました。
スクラムのフレームワークはエンジニアに限らず活用できそうですね!
皆さんも、ふりかえりを繰り返し行い、その際は”具体的な行動に落とし込む”ことを実行してみてはいかがでしょうか。 

pokotyamuさんがワイクルさんのスクラム研修に参加した際の記事はこちら!

pokotyamu.hatenablog.com

また、スクラム開発やふりかえりの実践を知りたい方は、こちらの本がオススメです!

www.shoeisha.co.jp

*1:例えばウォーターフォール開発

*2:これまで進行してきたプロジェクト、行動や活動を振り返る際に、要素を「Keep」「Problem」「Try」の3つに分けて整理するフレームワーク。参考:KPTとは - はてなキーワード